ようこそ、ラバー沼へ!
ラバーに関するコンテンツの多くが古いか存在しない為、有志の協力を得て、より快適で良いラバー体験をしてもらうべく、様々な知見や情報を整理してみました。
なお、体験をもとにした主観的な意見が含まれていますので、ご理解の上一読ください。
長文ですが、これを読めばWEB上だけではなく、体験を含めた多くの情報が整理されています。
記載がない、初心者の方でいろいろ聞いてみたい、相談したいという方は、
代表窓口であるリンリン(https://twitter.com/rinrin_rubber)にXにてDMください。(もしくGombar等のコミュニティで聞くのもよいですね)
自分で調べてみたい方は、少し情報は古くなりますが纏まっている下記を参照してください。https://www.fetish-style.info/
〇はじめにお読みください
「ラバーに興味があるけど、WEB上ではなかなか情報が見つからない」
わかります。
私自身、どこで何を幾らで買えるのか、ケアや修理はどうしたらいいのかなど、断片的な情報があるだけで、かなり調べました。ただ、誤った扱いで破損したり、初心者を食い物にするケースも増えてきた為、それらを防止するためにも情報整理をしたい思い、ラバー好きの有志によりこの情報をまとめ、公開するに至りました。
お金のかかる趣味だからこそ「目指したい人や姿」を夢見て、
「調べるワクワク」を感じながら、楽しんでもらいたいと願って公開します。
情報整理にあたり、協力・ご意見を頂いた多くの方に感謝を申し上げます。
~~ 目次~~
★ラバーを「知る」
→ラバーのスタイル
→ラバーの特性を活かした衣装
→ラバーの着用と留意点
→ラバーの色と留意点
→ラバーの厚さについて
★ラバーを「買う」
→ラバー製品の購入について
→ラバーのサイズと選び方
→ラバーの衣装と装飾品(予定)
★ラバーを「楽しむ
→ラバー好きな人と交流する
→ラバーの魅力を引き出す光沢材
→ラバーとアレルギー
→ラバーの長時間着用についての注意
→ラバーの保管とケアについて→ラバーの破損と修理について
→ラバーの撮影の際の留意点(予定)
→ラバーとプレイ(予定)
★ラバーを「知る」
〇ラバーのスタイル
様々なスタイルがありますので、自分の「やってみたい!」を探してみてください。
単一ではなく組み合わせるケースも多いので、あくまで参考程度と思ってください。
A:ファッション
→衣装としてラバーを楽しむスタイルです。性との結びつきが弱めで、着飾るマテリアルとしてのラバー衣装と言えます。
※メイド服・ナース・シスター・パーカーやスカート、フリルなど多岐にわたる
B:コスプレ
→エヴァのプラグスーツ・ガンツのガンツスーツ等、コスプレとして楽しむスタイルです。ラバーと親和性が高いアニメ・漫画に登場したぴっちりした衣装が多い
C:ドール
→着ぐるみのお面を装着し、まるで人形のように着飾るスタイルです。
お面自体はラバーでないことが多いですが、ラバーと組みあわせる方は多くいます。
アニメや漫画のキャラクタ―のお面や、黒い娘ちゃんというお面など、種類も豊富で、フィメールマスク(女性顔)もこれに含むと考える
D:アニマル・ケモナー
→一緒にしてもいいか悩むほど、広義な意味での「動物」系。
とても造詣が深いジャンルなので興味があれば調べてみて欲しい。
インフレータブルと親和性が高く、ラバーで表現してる人も多い。
E:ヘヴィーラバー
→重いという意味ではなく(実際ちょっと重いけど)重厚という意味のヘヴィ。
呼吸もラバーに触れるようなトータルエンクロージャー(完全に体を覆う)が特徴的。
その状態でコルセット・ハーネス・ガスマスクなど仰々しいのが魅力的。
F:プレイ用
→ヒトイヌ・バキュームベッド・バキュームサックなど主にプレイ用が多い。着るというより入る、拘束される、というのが適切なラバー。
例:ヒトイヌ拘束:https://x.com/kumi_trans/status/1763867426977095979
例:ヒトイヌラバー: https://x.com/rinrin_rubber/status/1786623305983947127
補足
別軸:性別変化(女装・男装・ふたなり)
→上記ジャンルと掛け合わせされる属性的要素。ラバーによる性別の中庸化(ニュートラル)を利用した楽しみ方の一つ。男性なら胸をいれて尻を大きくする、女性の場合は男装をするなど。
別軸:リキッドラテックスによるラバー化
→特殊メイク用の下地材と知られるもの。フェイスペイントの製品もリキッドラテックスのものがある。
体に塗って楽しむジャンルだが、ラバー界隈ではマイナー、ウェット&メッシーのジャンルに近い。体・型に塗って作る時は、厚塗り厳禁。薄く塗り、乾くのを待ってから塗り重ねること。
自作の際にも利用され、ジッパーの芯材への利用など異種素材に塗り、接着力を高めるために使われる。
塗った面同士はかなり張り付きやすいため、最後はベビーパウダー、シリコンオイルで保護すること。着色料にもよると思うが、リキラテ造形物は高温や湿気などには特に弱い。
臭いことを言って申し訳ありませんが、
いろいろなスタイルはあります!
お互いを認め合い、場所を考慮して着用する、を意識してください。
〇ラバーの特性を活かした衣装
ラバーの伸縮性と空気や水を通さない性質から、膨らませる・しぼませるということができる。ただし、双方とも顔面部に関係する場合は呼吸・耳への圧力などに留意することが多いので、経験者に相談することを強く推奨する。
・インフレータブル:
→空気を入れることで風船のように膨らませたラバーの状態を示す。尻尾や角などを作るのに利用されるケースが多い。また、膨らませることで内側を圧迫するという使われ方もする。膨らませたアニマルタイプのスーツや、ふわふわ工房さんの人喰いソファーなどが代表的かも。
・バキューム:
→空気を吸うことで真空状態を作り収縮させたラバーの状態を示す。
密着をさせることでよりラバーが張り付く感触を楽しめる。
代表的なのはバキュームベッドで、2枚のラバーシートの間に人間を入れて、空気を抜いた状態を保持出来る形で楽しめる。
★生死にかかわる重要な留意事項
※上記2つを利用したプレイは、場合により死に至る事故が発生します。
※未経験の場合は、見よう見まねでやるのではなく、経験者とともに遊ぶようにしてください。
※インフレータブル・バキュームともに、身動きや空気の気道が圧迫される可能性があるので注意が必要。
※身体的負荷が大きい点や、身動きを取ることはほぼ不可能になるので注意が必要。
〇ラバーの着用と留意点
ラバーを長く着用してもらうためにも、気にかけて欲しい点を記載しています。
・手で触ってもつるつるするくらいに、内側をグロスする
ラバーは素材として摩擦係数が高いため、そのままだと肌に引っ掛かります。
そこで、beGlossなどのグロスを十分に使い、内側を滑らかにしておくことが重要です。
ここでけちけちすると、ぴったり採寸したラバーでもテンションがかかり破損につながる場合があります。
実際にやってる方の意見だと
1.beGLOSSの青いスプレーを吹いた後、軽く水を体につけて滑る状態で着る。
2.シャワーでサッと身体なりゴムの内側を濡らして、青BeGlossを塗って着る。
3.beGlossのボトルを内側に十分垂らし、手などを使ってもみほぐして潤滑にする
4.背中と肩、腰とか手が届きにくいとこもグロス塗るのも破けない大事ポイント
※スプレーは手軽ですが、初心者の場合はドバドバした方が確実ですので、ボトルタイプの方が楽です。
・着方について
作法的なものはありませんが、着るのを楽にする方法を皆さんから集めました。
1.広げてある程度持ち上げて、シワを手の平を使ってたくし上げていく。
2.指を引っ掛けて引っ張らない、特に貼り合わせの箇所は股下や脇の下に空間が出来るなら、たくし上げが十分じゃないからしっかりと上げましょう
3.重要な点→爪は立てないとか、つっぱって気持ち悪かったら気直さないとテンションかかって破ける。
4.着る順番は着れれば何でも良い。
参考になれば幸いです。
〇ラバーの色と留意点
・色、いろいろ
黒と赤のイメージが強いラバーですが、実は多彩な色・柄・模様のラバーが用意されています。日本の場合、自国でラバー既製品を作っているところがほぼない状況となり、結果的に売れ筋となる黒と赤が多くなってしまうというのが現状です。
カラフルなラバーを楽しむのであれば、海外メーカーに色指定でオーダー、Kurage(後述)にオーダー、自作などを選択する必要があります。
色の参考 https://foryourpleasure.jp/pages/4d-color
余談ですが、シートはメーカーによって特徴があります。
初心者の方は気にかける必要はありませんが、差があると言う事だけ覚えておくと良いと思います。
シートメーカーとして代表的なのは
ラディカルラバー https://radicalrubber.co.uk/
4Dラバー https://www.fourdrubber.com/
・色によっては色移りが起きる
暖色系のラバー(白・黄色・オレンジなど)は、寒色系(青など)や黒のラバーや装飾品と合わせると、接触やこすれで色移りすることがあります。
例えば、赤と黒を接触させると、エナメルのように黒が赤に移ります。
撮影時に目立つ事はない程度ですが、異なる色で遊ぶ・保管する場合は留意したほうが良いでしょう。
※ピンク系は黒意外と触れるとピンクが他のラバーに映ります。
(ピンク+白→白にピンクが!)
・異種素材によっては変形(不可逆も含め)が起きる
ラバーと相性が悪い素材、液体がいくつか存在します。
1.軟質シリコン系のグッズ(オナホ・ディルドなど)
ブリーチなど軟度に影響する物質・液体などがラバーに接触すると、ラバーがそれに反応して変形を起こします。例えば、ラバーの上に凸凹のシリコン系アイテムを置いて放置すると、凸凹がラバーに転写される感じになります。
2.着用後放置もよくない
皮脂がついた状態で放置してもフニフニしてしまうため、利用した後に洗い流すようにしておくと長持ちするでしょう。ラバーなので柑橘系もよくないといわれますが、一部有志による実験でレモンは大丈夫だったという報告もあり、有識者がいたら情報を求む。
仮に溶解したり変形した場合、放置することで多少戻ることもありますが…戻ることは期待しない方が良いでしょう。
3.金属系素材による変色
一部のシートは金属との相性が悪く、接触しただけで変色を起こすものがあります。
素材とシート(色)の組み合わせが多いため、ここに記載するのは難しいですが例えば
→白系は金属と相性が悪く触れただけで変色するものもあります
→青系も金属と相性が悪いので、白が混ざるものは留意すべきでしょう
となりますので、色移りして目立つラバーは、収納時に金属部分を包んだり衣装カバー等をかけておいた方が良いでしょう。
※その他、失敗談などがあれば共有いただければ幸いです。
〇ラバーの厚さについて
ラバーは厚さによって値段が大きく変わります。
初心者の方であれば、おススメは価格と耐久性のバランスが良い0.33~0.4ですが、厚さを明記していないものも多いのでそこは価格と相談となります(要販売元サイト)
だいたい厚さが倍になると、値段が倍になると思えばOKです。
・0.25
非常に薄い為、伸びが良く貼りつきも強くなります。
ネックエントリータイプのキャットスーツや、リブレスマスクなどに良く利用される。
一方で引っ掛けた場合に、破損する可能性が高まります。
・0.33~0.5
非常に多くの用途で使われる厚さ。
大半の製品が特に記載が無ければこの厚さだと思ってもよい。
貼りつき、伸び、耐久性のバランスが最も良い。
価格も考えるなら0.33~0.4を強く推奨。
・0.8~
厚みがあり伸びにくくなるので、密着感は失われるが剛性が出る。
固さを表現する部分や、コルセット(大体1㎜~2㎜)に利用される。
ラバーキャットや衣装で選択した場合、厚さがあればあるほど動けなくなる。
★ラバーを「買う」
〇ラバー製品の購入について
日本でラバーを楽しむ場合基本的には「輸入」「国産」「自作」の3つの選択です。
輸入は個人輸入・輸入業者の二択で、国産は工房への依頼となります。
どの選択肢を選ぶのも自由ですが、安い買い物ではないため自己判断が重要となります。
特に金額面において海外輸入品は為替の影響を受けやすいです。
現在はネットでオーダー・ネットで決済がしやすい時代なので、採寸をして自分サイズの希望の品をオーダーしたほうが満足度が激烈高いです。
1.海外メーカーで購入
メーカーといっても数多くあり、ウェアを中心に扱うところから、洋服やアクセサリを中心に扱うところ等、多岐にわたる。作りたいイメージを参考に購入をすると良い。
・ForFun https://www.forfun.store/ ★編集者おススメ
ラバ―ウェアを中心に、ペットスーツなども扱うタイ(バンコク)のショップ。
キャットスーツ等が4.5万円(5月21日時点)、ペットスーツも6万程度と安い。
送料無料の敷居が低く、日本円での支払いも可能なのも強い。
サイズは後ほど紹介する文章を見ながら選んでくれればほぼ間違えはないはず。
コミュニケーションが英語になることがあるが、DeepLを使えば翻訳の心配はない。
初心者でも安心して購入できる価格と品質と言える。
補足:サイズ表 https://www.forfun.store/image/catalog/option/size/latexsizebodysuit.jpg
・Libidex https://libidex.com/
イギリスを拠点とするラバーウェアやフェティッシュウェアのブランド。
老舗メーカーゆえに王道ラインナップが多いのが魅力。
セールもしてるのでセール時にオーダーするのが良い。
・SIMON.O https://www.simon-o.com/
オーストリアを拠点とするラバーウェアやフェティッシュウェアのブランド。
独自のスタイルやデザインが特徴。
・latexcatfish https://www.latexcatfish.com/
中国を拠点とするラバーウェアの製造および販売会社。
比較的低価格帯なのが魅力的なブランド。
・fantasticrubber https://www.fantasticrubber.de
ドイツを拠点とするラバーウェアブランド。
高品質なラバーキャットスーツを専門に製造しています。
※KingsFordさんが採寸・代理輸入をしている(https://twitter.com/rjtt16l)
・latex.moscow http://latex.moscow/
ロシアのモスクワに拠点を置くラバーウェアブランド。
豊富な色の扱いは魅力だが、現状だとオーダーがしづらい。
・blackstyle https://www.blackstyle.de/
ドイツに拠点を置くラバーウェアやフェティッシュウェアの専門店。
幅広いラインナップとデザインが特徴的
・HWDesign https://www.hwdesignshop.com/
ヘビーラバリスト御用達ともいえるラバ―クラフト最高峰の一つ。
最高品質のコルセットを取り扱い、世界中からオーダーが集まる名店。
※代理輸入を北見えり(https://twitter.com/eri_kitami)が相談を受け付けている
・レディールーシー https://ladylucie.com/
・House of harlot https://www.houseofharlot.com/
両者とも妖艶な衣装をコンセプトにラバーで様々な衣装を取り扱うブランド
・アツコクドウ https://atsukokudo.com/JP/Simple-Shop/
高品質で繊細なフリルを軸とした衣装を販売するブランド
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選択肢は多いですが、見るだけでもやりたいビジョンが浮かぶかもしれません。
また、外国語が苦手な方はDeepelの翻訳使いながらやれば簡単です。
※サイズ表が国によって違うため注意が必要です
※送料や価格は為替や世界情勢の影響を受けやすいです。
※キャットスーツのようにサイズが重要な物の場合、下記のオーダーを推奨します。
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2.国内工房に直接オーダー
★為替もあり、日本在住なら強く推奨
・Kurage https://www.kurage.tokyo/
オーダーで採寸して作成+アフターケアも大体してくれるのが特徴。お気に入りのデザインや完璧なフィット感を狙いたいならここ一択。ただし、作成完了までの時間は長め。ワークショップも定期的に開催されており、修理や自作をするのであれば基礎講座を受講してみることがおススメ。
https://kurage.style/collections/workshop
3.国内で輸入された商品を購入する
前述の海外メーカーから輸入したものを販売するセレクトショップ
・https://st-felair.com/
・https://foryourpleasure.jp/ (店舗あり)
・https://alt-fetish.shop/ (店舗あり)
※ここに掲載しているのは一部のお店のみの為、情報があればお送りください。
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セレクトショップな為、一点ものであったりと品数は限定的になりがち。
また、利益を多くのせている店舗もあり、あらかじめ1・2で調べてから買うのが良い。
※実店舗があるショップも点在し、状態の良しあしが見える人と一緒に行くのを推奨。
※直接店舗で試着できるところもあるが、試着しても買う必要はない。
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4.国内オークションや個人売買で中古品を購入
ヤフオク・メルカリなどで中古品を買うという方法。
状態が確認しづらいし、安かったとしても初心者には全くおススメができない。
5.自作する
既製品にないものが作れるが、難易度は高い。
前述の2でラバーシートの販売・作り方のワークショップを実施している。
型紙についてはコスプレ衣装のものが流用できるので実は敷居は低い。
〇ラバーのサイズと選び方
海外メーカーが多い弊害で、初めての人が既製品を購入する場合に、自分の体系にあったものを購入する場合、下記のいずれかの方法があります
1.オーダーメイドの為の採寸会に参加して採寸→作成してもらう
有志の方や、一部のショップにて採寸したうえでメーカーオーダーをしてくれるお店があります。
2.試着してみる
一部の店舗では試着をさせてくれるところがあります。試着したうえで価格に納得感があれば購入する、もしくはサイズを覚えて自分でオーダーするという方法があります。
3.フルオーダーをして作る
Kurageや一部のラバーを作っている方は、採寸したうえで自分に合った衣装を作っています。日本であれば、金額感・品質ともにKurageでオーダーが最適の選択肢、という意見で一致しています。
4.サイズ表を見ながらオーダー
各メーカーのサイズ表(微妙に各社異なる)を、メンズ・レディスの双方を見ながら購入することとなります。ラバーの特性上伸びるので、どこを調整したらいいのか悩むと思いますが、アドバイスを集約すると
・0.4㎜で大体10%程度の伸びが起きるので多少小さいサイズでも着れる。
→撮影映えを狙うならばワンサイズ小さいピチピチサイズ。(グロスしないと裂ける)
→プレイ用なら採寸通りのぴったりサイズ(動きによる裂けに強い)
・横幅は結構伸びるが、肩~股下のサイズは伸びにくいので最も重要視してほしい。
を前提として
・メンズは丸太体系、レディスはボンキュッボン体系。
→やせ型体系の場合はレディスを選ぶのもアリ
・標準体型の人はバストを優先して合わせる
→肩幅があってないと脇の下に負荷がかかり裂けやすい
・おなかぽっちゃりタイプはウエストの伸びを考慮して購入すると良い
→この体系の場合は、正直フルオーダーしたほうが満足できます
★ラバーを「楽しむ」
〇ラバー好きな人と交流!情報交換ができるお店やイベント
購入の際、初心者の場合は自分自身で判断できないケースが多いと思います。
そこで、下記に掲載する場所を訪ねて、有識者や経験者に聞いてみてください。
※「売却側の意図が介入しないで、独自の判断を醸造できる空間」を選んでいます。
★Bar(気軽に入りやすい場所)
・Gombar https://twitter.com/GomBarTokyo
東京浅草にあるゴム好きが集まるお店。第2・第4・第5土曜日に開催。
2Fに着替えるスペースもあるが、ドレスコードはない。
訪れる客も良質で、会話の敷居も低くノリが軽い。
店主に相談しても、周囲に相談してもOKの初心者が入りやすい空間。
※店主は変態 Tentoku (https://twitter.com/tentokurubber)
・ゴム酒場 https://twitter.com/C9yRuighmYLzHWa
名古屋で開催されるゴム好きが集まるお店。
自分は行ったことが無いのでこれ以上は書けないが、店主はいい人。
★Event(大規模イベント)
・デパートメントH
東京鶯谷で毎月第一土曜日の深夜開催されるイベント。
ゴムだけではなく、様々な性に関連するジャンルが集まる東京のカオスイベント。
ゴム好きも集まるが、初めましての方も多いためXの知り合いと一緒に行くと良い。
・ぴたけっと https://pitaket.com/
東京で開催される、ぴったり系フェチ作品中心のオールジャンル同人誌即売会。
漫画から写真集、実物の物販まで幅広い。
ゴム好きの同人作家さん等とお話しできる良い機会がつくれる。
・トーチャーガーデン東京 http://torturegarden.tokyo/
東京で開催される、フェティッシュイベント。
1990年にイギリス/ロンドンでスタートした老舗フェティッシュパーティの日本版。
ラバーだけではなく、様々なフェティッシュが入り乱れる素敵空間。
その他、売却店舗以外で集まる場所の情報があればDMでください。
〇ラバーの魅力を引き出す光沢材
ラバーというとあの妖艶ともいえる独特の光沢が魅力です。
ただ、ラバーはそのままだと光沢を放ちませんので、表面に光沢をもたせるようにする必要があります。
これを「グロスする(磨く)」と言います。
グロスするための道具として世界的にメジャーなのブランドはBeGloss(https://begloss.shop/ )で、多くの世界のラバー好きに利用されているブランドです。
※日本ではKurageが日本の販売代理店で、直接購入も可能です。
使い方は簡単で、適量をラバーにたらし、それを布で伸ばしていくだけです。
シリコン系の光沢材なので、非常に伸びますし、同時にラバーの表面をコーティングして光を反射するようになります。また、このコーティングによりラバー同士の貼りつきを回避し、結果的に長持ちさせる形にもなります。
詳しい使い方は、公式サイトの方に説明があるのでそちらをご覧ください。
https://begloss.jp/latex/perfect-shine.html
〇ラバーとアレルギー
ラバーアレルギーとは、天然ゴムに含まれるラテックスタンパク質がアレルゲンとなり、皮膚や粘膜から入ることによって引き起こされるアレルギー反応です。体質によってはアレルギー反応が出ることがあります。
アレルギー反応が起きた場合、皮膚と天然ゴムが接触した面に、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が現れます。また、まれに呼吸困難、血圧低下、意識障害などのアナフィラキシーショックを引き起こすこともありますので、ラバーによるこれらの反応が起きた場合は利用をしないようにしてください。
なお、一般的なラバーウェアは医療用ラバーと呼ばれるシートが利用されていますが、一部の国の製品・廉価な製品の場合は粗悪なシートが使われている場合があり、注意が必要です。
また、ケア用品や光沢を出す光沢材としてシリコン系の物を使います。
シリコンはアレルギーが起きにくい化学物質ですが、これらに反応するケースもありますので、アレルギー反応が起きるようであれば検査をする用お願いします。
〇ラバーの長時間着用についての注意
ラバーはその材質の特性上通気性が無く、肌に密着します。
そのため、長時間着用をすると肌に張り付き、皮膚が弱い方などの場合は肌荒れなどが起きる可能性が高まります。
また、熱がこもりやすく多汗状態となる為、水分補給と熱中症に対しても注意が必要です。
経験上、6時間程度であれば問題はおきませんが、それを超えるような時間の場合は注意をしておいてほしいと思います。
〇ラバーの保管とケアについて
★ラバーの保管方法
ラバーは湿度に弱く、湿度が高い場所で保管・放置をすると下記の状態が起きます。
・内側からカビる(黒だとわかりづらいが匂いが変わる。白・透明はわかりやすい)
・加水分解(とけてドロドロになる)
上記が起きた場合はすでに手遅れ…ですので、基本的には下記
1.乾燥状態を意識する(水洗いなどした場合は水分を極力ふき取るなど)
2.湿度の高い場所での保管は避ける(窓際とか)
3.保管のためにグロス(シリコン系のコーティング剤を利用)を適度にしておく(浸さない・完全に密封しない)
を守る必要があります。
また、同時に「極度の乾燥、太陽が当たり続ける」と劣化していきますので、上記の3つに加えて
4.直射日光が当たるところに保管しない
5.乾燥しすぎる状態は回避する
の二つが注意点となります。
※紫外線による劣化はないとの実験結果もありますが、グロスしていない状態で日が当たる場所放置をする事は回避したほうが良いでしょう。
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長ったらしく書きましたが、簡潔に書けば
A:湿度が低いところで補完する
B:暗所で管理する
C:適度のグロスしておく
D:
完全密封はしない
を守れば長持ちすると思います。~~~~~~
※保管方法としてベビーパウダーをつけて収納というのもありますが、この場合は長期間保管には向かず、溶けたという報告もありますので、グロスして乾燥させて密封せず収納が理想ではと考えます。
〇ラバーの破損と修理について
近日公開予定ですがとりあえず
・市販のラバー用接着剤はやめましょう(汚く修理された上にすぐ壊れます)
→上記の接着剤を使うと、基本的に綺麗に修繕できなくなります。
・Kurageで販売しているクリーナー+接着剤で修繕がオススメ
(密封できるし使いやすい説明書付き。完全に密封できないものは乾燥・揮発して使えなくなります)
・接着面のラバー側のシリコンを完全に落とす(キレイキレイ泡ハンドソープとか良い)
※シリコンが少しでも残ると接着ができません。
・修理用のパーツを用意し、接着面の両方をクリーナーできれいにする
・乾燥したら接着面に接着剤を塗り十分乾燥させる
・乾燥したら貼り合わせる
でOK
※完全に変わると、シワが取れて元の状態になります
→つまり、乾燥する前に貼るとシワが出ます
※修理用パーツの四隅は丸くしておくと剝がれにくいです
※クリーナーは乾燥が早いので、私用中もこまめに蓋をしましょう
※接着剤が乾燥してしまった場合は、クリーナーで溶解すれば再利用可能
〇よくわからん用語
たまに出てくるラバーのわかりづらい用語
TE:トータルエンクロージャーのこと。
フード:ラバーマスクの別称。他、ガスマスクのハーネス部を、ラバーシートとジッパーで改造したものをガスマスクフード フード仕様 フード付きと呼ぶ
クロッチ:一般に股布のことを指すが、ラバーウェアでは概ね、股間のジッパー部のこと。クロッチジッパーと呼ぶと間違いがない。
フラップ:ジッパー裏の当て布(ゴム)のこと。 あると助かるが、ジッパーに咬んで泣くことも。潔く介錯するのが吉。
ネックエントリー:ジッパーのないキャットスーツのこと。ラバーの伸縮を生かし、襟首(ネック)を広げて着こむことから。 他にフェイスエントリー、マウスエントリーなどがある。
プルオン:(英_Pull On)一般と同様にジッパーが無く、裾を広げ引っ張って着込む様なものを指す。ラバーウェアでは、特に全頭マスクの装着形態を指すことが多い。
ブレコン:ブレスコントロールの略。所謂、呼吸制御プレイ 。ガスマスクを使用すると吸気口が明確な為、強烈。他、ガスマスクのネジに適合した呼吸制御アタッチメントが販売されている。 (軍用吸収缶・ボールバルブ・リブレスバッグ・バブルボトル等)
リブレス:(英_rebreathing)吐いた呼気を再度吸わせる呼吸制御プレイのこと。 リブレスマスク・リブレス(リザーバー/ブリージング)バッグと呼ばれている。風船状の製品を使う。呼吸しているのに酸欠になるというアレ。セルフでやるなら引き際が肝心。手足が動くうちに脱がねば…
インフレ:インフレータブルウェアの略。
キャット:ラバースーツと皆が呼ぶ。衣装のカテゴリであるキャットスーツのことを示す。
リキラテ:リキッドラテックスの略
グロス:光沢材のこと。大体シリコンオイル系beglossが主流
シース:(英_Sheath)男性器にかぶせるラバーウェアのこと。単体のもの、パンツに装着したもの。どちらも指す。類_ペニスサック ペニスケース ペニススリーブ ペニスカバー
本コンテンツに関する注意事項
本コンテンツは主観的意見の統合として作られている為、PRを含みません。
そのため、ショップの情報は詳しく記載しません。(※ショップの詳細掲載を希望される場合、広告記載の上、費用を頂き掲載をいたします)
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本内容の共有・展開は自由ですが著作権は共同執筆者一同にあります。
無断な二次利用・転載・一部改変による利用は禁止とし、当方が違反すると判断した場合は個人の場合は罰則金として百萬円、商用利用の場合は壱千萬円を請求するものとします。
(2024・5月1日 代表者:リンリン(https://twitter.com/rinrin_rubber)文責)
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次回以降更新予定項目たち
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〇ラバーの衣装と装飾品
〇衣装系
・マスク
→アイ_マウスホールマスク
→マイクロホールマスク
→リブレスマスク
→ガスマスク
・キャットスーツ(ラバースーツ)
→ジッパー有り無し
→フロントジップ
→バックジップ※分割タイプあり
→ショルダージップ
→ネックエントリー
・グローブ
・ソックス
・一般的な衣装類(パーカー・ジャケット・ズボン・スカートなど)
〇装飾品
・ハーネス系
→ヘッドハーネス
→ボディハーネス
・首輪
・口かせ
→ホールタイプ(排水溝など開口タイプ)
→ノーマル(ボール・シリコンなどの口をふさぐタイプ)
→インフレータブルギャグ(膨らむタイプ)
・手枷/足かせ
・コルセット
→ネックコルセット
→胴体コルセット
・ヒール
→ハイヒール
→ポニーヒール
→バレエヒール
→特殊なヒール(Slaveヒール)
・ブルマ・パンツ
→シースパンツ
→プッシーパンツ
→ピスパンツ
・フリル系
→カフス
→スカート
→カチューシャ・ヘッドドレス
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〇ラバーの撮影についての留意点